エラー表示には次の6つがあります。それぞれの原因と対処を説明します。
エラー番号 | 原因 | 対処 | |
---|---|---|---|
WT-8 シリーズ※ |
WT-9 WT-10 シリーズ※ |
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E1 | E1 | 噴水ノズルを頭側から足側へ、足側から頭側へ縦方向に移動するための機械部品、電気部品の消耗や故障によって発生するエラーです。 | 器械本体の頭側についている電源スイッチを入れ直して下さい。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
E2 | E2 | 噴水ノズルを回転や横方向に移動するための機械部品、電気部品の消耗や故障によって発生するエラーです。 | 器械本体の頭側についている電源スイッチを入れ直して下さい。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
E3 | 水温センサーの故障によって、正しい水温を認識できない時に発生するエラーです。 | 器械本体の頭側についている電源スイッチを入れ直して下さい。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E4 | 建物側の電源電圧の一時的な低下や噴水ポンプを作動させる電気部品の故障により発生するエラーです。 | 器械本体の頭側についている電源スイッチを一度切った後、30秒から1分待って入れ直して下さい。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E3 | E5 | 水温が上がりすぎた場合のエラーです。 | 器械本体の頭側についている電源スイッチを入れ直して下さい。 再度、エラーが出る場合には、水温が下がるまで待ってください。 ゴムマットを触ると、冷たいのにエラーになったり、頻繁にエラーになったりする場合は、故障の可能性もありますので、弊社までご連絡下さい。 |
冷却用ラジエータのフィルターがホコリ等で詰まっていると、水温が上がり易く、エラーになり易いので、こまめな掃除をお願いいたします。 | |||
E6 | 操作が液晶タッチパネルの器械のみに出るエラーで、器械内部の通信に異常があった場合のエラーです。 | 器械本体の頭側についている電源スイッチを入れ直して下さい。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
※WT-8シリーズ:WT-811、WT-821
※WT-9シリーズ:WT-911、WT-913、WT-921、WT-923
※WT-10シリーズ:WT-1011、WT-1013
以下に挙げる症例、患者様に対しては、絶対に使用しないで下さい。
○著しく脊椎破壊が見られる症状
○重度の骨粗しょう症
○脊椎の感染症(骨髄炎、脊椎カリエス、化膿性脊髄炎など)
○頸椎捻挫
○脊椎、椎間板、脊髄の損傷
○悪性腫瘍
○高血圧症
○ペースメーカーやICDなどの電子機器を装着した患者様
○妊婦
○その他マッサージによる物理的圧力、振動によって症状が悪化する疾患をもつ患者様
○その他医師が不適当と判断した疾患
また、出血を伴う外傷や骨折などの水圧刺激が悪影響を及ぼすと思われる患部や疾患、及び皮膚に湿疹やカブレ、傷など水圧刺激により痛みを誘発する症状が認められる場合は使用しないで下さい。
ひと口に異音と言っても色々な音があります。また、異音がしても総てが故障というわけではありません。
次のことが考えられます
■気温が高くなるとウォーターベッドの水温が上昇しやすくなります。本機には水温を下げる為に冷却用の装置が搭載されていますので、冷却装置が働きだした音である可能性があります。これは故障ではありません。下記項目を確認してください。
1. 現在の、水温の確認をして下さい。取扱説明書:p14 4-5-1
「システム設定ボタン」で保温モードへ切り替える。→ 現在水温が表示されます。
2. 冷却機能の動作温度設定を確認して下さい。取扱説明書:p17 4-7 4-8-1
「システム設定ボタン」で冷却ファンへ切り替える。→ 冷却開始温度が表示されます。
*現在水温が冷却開始温度を越えると冷却装置が作動します。
冷却機能を正常に保つため、以下の点検を行なってください。
ラジエーターのフィルターに埃やゴミがつまっていると冷却効果が弱くなりますので、フィルターの清掃をお願いします。
冷却装置の空気取り入れ口をふさがないで下さい。
■その他、異音がする場合は、故障の可能性がありますので弊社までご連絡ください。
1. 治療動作と連動して大きな音がするようになった。
2. 噴射力の強弱に連動して大きな音がするようになった。
3. 大きな音がしエラー表示で器械が停止した。電源を入れ直しても同じ症状で停止する。
4. 噴射の振動でカタカタ音がする。(カバーのネジが緩んでいる可能性があります)
エラー表示には次の7つがあります。それぞれの原因と対処を説明します。
エラー番号 | 原因 | 対処 | ||
---|---|---|---|---|
LCA- 102 /104 /202 /204 |
LCF- 302W /304W |
LCF- 302H /304H
LFS-
108 |
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E1 | E1 | 水温センサーのエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを一度切った後、約十秒待って入れ直してください。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
|
E2 | E2 | 水温センサーのエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを一度切った後、約十秒待って入れ直してください。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E3 | E3 | 水温が45℃以上になった場合のエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを切って、水槽内の水温を確認してください。 水温が45℃以上になっていた場合は、41℃以下の水へ交換し、電源を入れてください。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E4 | E4 | 水温の上がり方が悪い場合のエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを一度切った後、しばらく待って入れ直してください。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E5 | E5 | 水槽の水が少ない場合のエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを切って、水槽の水の量を確認してください。 水が印の位置よりも少ない場合は補給し、電源を入れてください。 すでに水が印の位置にある場合や、再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E6 | 器械内部の動作不良によるエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを一度切った後、約十秒待って入れ直してください。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
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E7 | E7 | 器械内部の通信のエラーです。 | 器械本体の電源スイッチを一度切った後、約十秒待って入れ直してください。 再度、エラーが出る場合には、修理が必要となりますので弊社までご連絡下さい。 |
以下に挙げる症例、患者様対しては、絶対に使用しないで下さい。
○通電による血管の拡張作用が進行し血流の増流が見られるため、安静を必要とする場合や出血傾向のある患者様、その他出血素因のある患者様
○心臓病
○貧血症
○高血圧症
○38℃以上の有熱性疾患
○妊婦及び生理時
○皮膚疾患及び皮膚過敏症
○法定伝染病及びその他の感染症
○悪性腫瘍
○小児の頭部
○治療部位に外傷や湿疹、虫さされ、火傷、かぶれ等の皮膚に炎症がある場合
○治療部位の温感が鈍い場合
○重度の局所循環障害のある患者様
○幼児や皮膚の弱い患者様
○ペースメーカーやICDなどの電子機器、金属やインプラントを埋め込んでいる患者様
○その他医師が不適当と判断した疾患
まず、電源コードの差込をチェックしてください。電源コードが正しく接続されていない場合は電源コードを正しく接続してください。正しく接続しても電源が入らない場合は、若しくは、正しく接続されていた場合は、電源コードを抜いた上で弊社までご連絡ください。
トップラーパック(ベルトで固定するもの)の場合は、湿布帯が十分に濡れているか確認してください。十分に濡れている場合又は、吸引導子に電流が流れていない場合、他の導子と交換して下さい。それでも電気が流れない場合は、本体の故障が考えられます。弊社までご連絡ください。他の導子と交換すると正常に作動する場合は、導子が故障していると考えられますのです導子の修理又は交換をおすすめいたします。
他のチャンネルのトップラーパックと交換して下さい。それでもトップラーパックが温かくならない場合は、本体の故障が考えられます。弊社までご連絡ください。他のトップラーパックと交換すると正常に作動する場合は、トップラーパックが故障していると考えられますのでトップラーパックの修理又は交換をおすすめいたします。
他のチャンネルの吸引導子と交換して下さい。それでも吸引導子がうまく吸着しない場合は、本体の故障が考えられます。弊社までご連絡ください。他の吸引導子と交換すると正常に作動する場合は、吸引導子が故障していると考えられますので吸引導子の修理又は交換をおすすめいたします。